金沢市ボールルームダンス連盟とは
金沢市ボールルームダンス連盟は、金沢市内の学校教育の場にボールルームダンスを取り入れていただくことを目的に2022年4月に発足いたしました。
金沢市教育委員会の協力のもと、2023年度より市内の中学校にボールルームダンスの体験授業を実施させていただいており、毎年金沢市内の小学校・中学校を中心に10校程度ボールルームダンスの体験授業のために訪問しております。
また、金沢市スポーツ協会に加盟し、金沢市民スポーツ大会ボールルームダンス競技の開催運営も行っております。
金沢市教育委員会、金沢市スポーツ協会、そして石川県ボールルームダンス連盟と協力連携を図りながら、地域のボールルームダンスの普及発展とともにボールルームダンスを通して子どもたちからご年配の方まで、心や身体の健康のために活動してまいります。

子どもたちがボールルームダンスを学習する意義
世の中にはヒップホップやジャズダンス、バレエなど様々なダンスがありますが、多くは一人で踊るダンスであるのに対して、ボールルームダンスはペアで踊るダンスのため、常に相手を感じ取り動きを共有し合うという特徴があり、以下のような要素が必要になってきます。
- 相手の重心移動や呼吸を読み取る観察力
- 動きで意思疎通する非言語コミュニケーション
- リード&フォローを通じた協力・尊重の姿勢
これは仕事や人間関係にも活かせる“対人スキル”として非常に価値があります。
一昔前は、ダンスホールや歓楽街などで踊られていた「社交ダンス」のネガティブなイメージをお持ちの方もいるかも知れませんが、最近は競技スポーツとしても盛んに行われ、お子さまや若い世代の方からご年配の方まで幅広い年齢層で楽しまれています。
また、ボールルームダンスは、日常の楽しみやスポーツとしての側面だけでなく、政治や外交の場面でも、世界中の人々との交流の場としてボールルームダンスの舞踏会が開催されており、国際人としての教養として、世界の多様な人々との交流として、学校学習で学ぶべき価値を持っています。また、マナーやエチケットといったコミュニケーションの大切さをボールルームダンスによって学ぶことができます。


